行って来ました田中公平30周年記念コンサート!毎度拙いレポで恐縮です。ここはサクラサイトなので、サクラ中心第一部がメインのレポになります。ご了承下さい。

まずは公平先生の息子さんの諸注意アナウンスでスタート。小学校低学年くらい?声がかわいい!幕が上がると、正面のスクリーンに公平先生の活動歴史年表が。ドラゴンボールのサビが流れ、エクスカイザー、笑うせえるすまん、Gガン、ガガガ、ワンピ、ゾロリ、武装連金と流れたところで帝都花組登場。1曲目は『奇跡の鐘』。いちいち書きませんが、生オケです!コーラスも生です!

終わって司会の折笠さん登場。いきなり重大な問題が明らかになります。

公「20周年記念をやったのが2000年なんです。1年足りない!でも丁度よく会場が取れちゃったので!30周年という『つもり』でやりましょうね」
ここで花組一人ずつと会話。まずは横山さん。
横「(ドレスについて)イメージカラーを着ないと落ち着かないということで、自分のためにピンクを着てしまいました。コスプレすると、よりどころがありますね。キャラになりきったらいいので。でも今はどっちつかずな気持ちです」
続いて高乃さん。
折「数々の名曲を歌ってきたけど、毎回歌唱力にシビレて!」
高「名曲ね、怪人デベソとかね!(笑)」
折「好きですよデベソ」
高「名曲ですよね!」
折「バナナも好きですよ!(笑)」
公「マリアさんの男役がすごく重要でした」
高「くーっ!!来ましたよプレッシャー!」
田中真弓さん。
公「サクラでも2メートルのカンナさんということで」
真「(舞台の一番前の縁まで出て来て)もう、遠近法を使って、ここらへんに立ってたいんですよ!また先生も背が長いし(ママ)、隣の西原さんも、高い靴はきやがるんですよ」
公「声の伸びは一番ですよね」
真「背が伸びない分声は伸びるってことで(笑)」
渕崎さん。
折「声優として大先輩のフッチー。サクラの舞台でピンチだったことってある?」
渕「今さらしゃべりますか!しこたまあるんですけど!(笑)3分間ショッピングというのがありまして、売り切れたりしてどんどん商品が変わるんですよ。楽屋に広井さんの手書きの紙があって毎日変わるので、覚えるのが大変でした」
西原さん。
公「アイリスは…ギャップないよね?」
西「大ありですよ!縦とか横とか。…そんなに素直でかわいらしい?ありがとうございます!(田中真弓さんがぴとっと寄り添う)かわいいおばちゃんが!」
真「おばちゃん言うな!(笑)」
西「最初はギャップが辛かったんだけど、お客様がイマジネーション持ってくれたんで楽になりました」
伊倉さん。
折「アカペラの師匠!」
伊「なんか苦肉の策で。あんなに続くとは思わなかったのに。アカペラの最初はお正月で、どっかコミックバンドみたいにオチをつけなきゃとか思って。『さくら』とか、3番までは綺麗で、4番は短調とか」
公「勝手に始まっちゃってびっくりした。知らなくて(笑)」
折「うっす!って振りもね」
富沢さん。
折「すみれといえば、素晴らしい気品の高い…」
富「ええ…(優雅に)そのままですわ」
公「すみれさんが退団して、真弓さんが『愛は永久に』は歌えない、『キネマ行進曲』は歌えないって、だから帰ってきたときすごい喜んでた」(ピースする真弓さん)
富「涙を流しすぎてどんどんちっちゃくなっちゃったらどうしようかと思いました(笑)」

ここから歌謡ショウメドレー。
公「10年分あるんですよ。大変なんですよ編曲が!4年目でやめようかと思って、7年目ではあ〜っとなって、なんとか最後まで行きました」
『愛ゆえに』で横山さんはクレモンティーヌぽくお辞儀をします。『つばさ』、真弓さんが上着を脱いで『愛は永久に』、『新しい未来へ』、横山さんがボレロを脱いで『すべては海へ』、『未来の兄弟たちへ』、『新宝島〜勇気の旗を』で座ったまま拳を振る花組のみなさん、『新西遊記』で後ろを向いて立つ真弓さんに、着物の伊倉さんと西原さんが足踏みの振りを。『新青い鳥』、『新愛ゆえに』で終了。
公「大曲ですね!」
折「よかった5曲でやめなくて!」

ここから公平先生のブログでの投票曲を。さくらさんで1位だった『さくら前線』。
公「意外でしたね」
横「『さくら』とかがテッパンですよね。あまり歌ったことがない曲だということがあるからでは?」
公「ちなみにさくらさんが一番好きな曲は?」
横「『暁の戦士』。(歌い出す)」
折「(遮って)さあ始めましょうか!(笑)私たちのさくら、横山智佐さんが歌います」
以下、1番だけです。

次はすみれさん。
折「さあ、すみれさま。ずずずいっと!」
富「失礼いたしますわ」
折「これから歌っていただくのはこの曲しかないと!」
富「引退公演のために作っていただいた曲で、もう二度と歌うことはないだろうとある意味封印していた曲なんです」と『センタースポット』。

デュエット曲で1位だった『輝き』をレニとアイリスが歌います。
折「今日はお二人とも着物ですね」
西「何を着ましょうかと相談したら、伊倉さんが、お振り袖着ちゃう?と言ったので真似しました。私も一緒に歌うので」
折「夢の舞台ですからね!…世間に出るとね」
伊&西「しーっ、しーっ(指を口にあてて)(笑)」
なんでも伊倉さんの帯留めが、「幸福の王子」由来のものだそうで。この帯留めを折笠さんが「バックル」と言ったので、
伊「帯留めです(笑)!レニが振り袖を着たらどんなイメージだろうかとイメージしてみました」


折「デュエットの次はトリオで」
ということで、高乃さん、真弓さん、淵崎さんがトリオ1位だった『センチメンタルな』を。真弓さんが「トリオ漫才」と言うので高乃さんがツッコミをいれます。
折「センチメンタルな気分になったことはありますか?」
真「センチメートルな気分になったことはあります。(笑)…台無し!すいません!」
サビ部分を高乃さんがワイルドなハモりで。

公「花組最後の曲になっちゃった。またやりたいね!」
横「ほんとの30周年で!(笑)」
公「ファイナルで、泣きそうになりながら千秋楽振ったけど、まさかもう一度聞けるとは。立っていいですよ(客席に)」と最後の曲『ゲキテイ』。






公「座りましょうか(笑)。もうお腹いっぱいでしょ?」と言いつつ次は巴里の登場。そろいのアオザイがそれはもう鮮やかです!最初は『御旗のもとに』。間奏の時に、みんなで公平先生のピアノを囲むように。振りがぴたっと合っててかっこよかったです!



また一人一人と会話で日高さんから。
公「実は巴里組は生バンドで歌ったことないんですよね」
日「私たちいつもカラオケだったので。みなさんがカラオケで歌うようなものです。リハーサルでは圧倒されたけど、今は生演奏で歌う気持ちがわかりました」
次は島津さん。
公「ブルーのコンタクトが一番似合う方です」
島「ディナーショウはお客様が近くにいらしたので、グリシーヌに合わせてました」
12月のライブの話にふれて、
公「ライブは好きですか?」
島「好きです!みんなでいっしょにやるのが楽しいです。すごく歌いたかった曲があって楽しみです。でも公平先生の曲はハードル高くて、毎回それが上がっていくので」
次が鷹森さんで、鷹森さんは絶対音階があって音楽担当、という話になり、
日「巴里は全員担当が決まってるんですよ。まず島津さんが所作担当、エリカがダンス担当、コクリコがバミリ担当、きっこさんがボケ担当(笑)」
小桜さんのバミリ担当とは、舞台の立ち位置にナンバーがあって1番ですよ、4番ですよと教えてあげる役だそうで、
小「間違える人が沢山いるってことで。ロベリアはよく忘れる(笑)」
井「社長!って呼びたいくらい、エッちゃんいないと私ロベリアできない!」
公「困った17才だ(笑)」
順番に戻って小桜さん。
小「コクリコは等身大ですからね」
公「ウチの近くでお会いしましたね。歩いて近づいてくるのに大きさが変わらなくて。下向いて歩いてきて」
小「背が低いと足もとを見ちゃうんです」
最後に井上さん。
井「ナディアで最初にお会いしたんですけど…ナディアがそこに!(鷹森さんをさして)」
日「ジャンです!」
井「エレクトラです」
公「ネモです!(笑)…ロベリアって役は初めてじゃないですか?男っぽくて」
井「最初は大丈夫かなと思ったんですけど、今は本当の私と思っていただければ(笑)」
公「きっこさんはそのままで素敵です」

そしてなんと、12月のライブで発表するはずの新曲を少しずつサビだけメドレーで歌うとのこと。
公「本当の長さは本番で聞いてください。題名はまだ発表してません」
日「私たちの歌声を聞いて、どんな曲なのか楽しみにしててください」


以下、ネタばれになるので、歌詞を知りたくない方はご注意ください。
完全にはメモれなかった部分もあるので、抜け部分はお許し下さい。また、漢字か平仮名かの表記も正確じゃないかもです。



最初はグリシーヌの新曲からです。明るいかんじの曲。

 言葉などは今はいらないだろう
 …(メモ抜け)
 時が止まり 恋の天使が弓を引くだろう
 天上の調べ ああ木々を揺らした
 若いそよ風は恋の歌

花火新曲。琴の音のイントロで。

 初めてのことなのに、みんな知っている
 手に手を添えて習わなくても
 恥じらいがかわいくて ぽおっとなります
 あなたの気持ち 手に取るようにすべて伝わる

コクリコはアジアンなかんじの民族音楽ぽいイントロで。

 鶏肉 豚肉 魚にヌードル
 美味しい料理の決め手はスパイス
 スキップしちゃうキッチンミュージカル
 踊る鮮やかな腕 魔法のように

ロベリアは昔の歌謡曲みたいなかんじ。

 マイボーイNONONO
 眼と眼がぶつかると胸がドキドキドキ
 ときめく少女のように
 こわれそうなのマイボーイ
 あんたがいないとマイボーイ
 私じゃないのマイボーイNONO

エリカは軽やかなかんじの曲。

 それでも あい あい あい あい あいがあるなら
 かならず くる くる くる くる あなたはくる
 いつでも あい あい あい あい おまえにあいたいと
 そうそういつかはあなたがいうの 一緒にいたい

公「日高さん、ぶりぶりじゃないですか!」
日「やめてーっ!この赤い衣装のように顔から火が出そうでした」
公「でもエリカのかっこなら大丈夫なんでしょ?」
日「エリカは10代ですから!(笑)本当にかわいい曲を作ってくれて(ずどーんと声を低くして)ありがとうございましたー!」
公「今日は後ろにボジャの方たち(コーラス)が。生ボジャで生ボヤージュ(噛む)をやりましょう」
と最後に『ボヤージュ』。

公『気持ちいいねー!こんなに盛り上がるエキサイティングな曲だとは思ってなかった。もう一つサプライズ。26日のライブ用に、巴里のために書いた新しいテーマソングを」
びっくりでした!『巴里よ、目覚めよ』という曲です。これはフルで。めちゃめちゃかっこいい熱い曲でした。

ここで個人的なアクシデントが。始まるなりボールペンのインクが尽きてしまい。メモが微妙なのでご容赦を;;筆圧だけで書いたものを鉛筆で擦ってかろうじて解読できた分だけです;;

 この道は戦いへと続く
 いざ開け城門よ 勇気よ
 こころの涙をうち負かせ(?)
 燃えるつばさ
 炎の鎧を身につけ いざ戦いへ
 この身を捨つる(不明)
 悪徳のさかえることはない
 今神の戦士たち
 希望の光をこの手につかめ  広げよう平和のつばさ
 炎の剣を腰に納め勝利を握る
 この世の悪魔は消え果てた
 巴里よ、目覚めよ 巴里よ
 聞けこの歌を 勝ちどきのうたを


「巴里よ、目覚めよ 巴里よ」の部分は、一人一人のソロが入ります。





そしていよいよ紐育!なのですが、すいませんパニックから立ち直れず&ちょっと動転してメモがあやしいです。段取りを間違えて、コメント部分のメモがほとんど取れませんでした;;



真ん中に立った公平先生が、
公「ジェミニです」
皆「かわいくない!…じゃなくて、おめでとうございます。30周年マイナス1」
公「それはなかったことに(笑)」
園「ジェミニからお手紙を預かってきたんです。(便せんを開きながら)緊張してきた」
皆「噛んでもいいよ」

以下ジェミニの手紙。これもちょっと追いつかず抜けてます。すみません。

園「公平先生、会場のみなさん、小林沙苗です。このたびは作家生活30周年記念、本当におめでとうございます。私もお祝いに駆けつけたかったのですが、どうしても都合がつかず、申し訳なく思っています。私はサクラ大戦を通じて公平先生の曲に出会いました。公平先生の曲はとてもやさしくて愛情を感じます。…これからも素敵な曲を沢山作ってください。私も楽しみにしています。本当に、本当におめでとうございます。小林沙苗」

なんでも、ジェミニがいないのでジェミニカラーをみんなで身につけてきたそうで。

まず皆川さんと会話。メイクの話で、
公「サジータは黒く塗るのは抵抗はなかったの?」
皆「だんだん美白していったんですよ(笑)」

松谷さん。コサージュの話で、キャラクターカラーのリボンの帽子型コサージュは松谷さんが夜なべ仕事で作ったそうです。
公「自分のだけいっぱいついてるけど」
松「自分のは鳥とか乗ってるんです」

齋藤さん。
公「お若いから、ジェネレーションギャップがあるかと心配したんだけど、ないない」
齋「そう言っていただけるとうれしいです」
公「星組は仲いいの?」
齋「仲いいです!すごくやさしいおねえさん方が…」
園「無理して言ってないよね!」
齋「ほんとです!」
齋藤さんが一番のムードメーカだというお話でした。

次いで園崎さん。
公「ブログの投票では昴の1位は『舞台〜Playng』だったんだけど、どうしても『輝く星座』を歌ってほしくて。真っ暗にして録音したんだよね」
園「機織りをしてるから覗かないで〜(笑)。星が見たかったの。あいつは真っ暗にして歌うんだと語りぐさになちゃって」

紐育一曲目は『ダウンタウンハート』から…と紹介してて、驚く星組。
公「間違えた。『シンフォニーウィズフレンド』をやらなきゃならなかったんだ!」
園「もっかい沙苗ちゃんの手紙からやる?(笑)」
ということで最初が『シンフォニーウィズフレンド』。
公「ファイナルを思い出してうるっと来ますね。それでは(笑)、4曲続けて参ります。『ダウンタウンハート』」
後は順番に『バウンティハンターリカ』『ある日青空を見上げて』『輝く星座』。
改めて繰り返しますが生オケ生コーラスです。紐育も生オケで歌うの初めてでは!?
後で聞いたんですけど、リカが歌う時、並んで座ってた園崎さんが、きゅっと手を握って送り出したそうです。


公「最後は地上の戦士なんですけど、ジェミニいないけどジェミニの分も頑張ってね!」
マイク持って片手バージョンの振り付けで、Braver、Hope、てジェミニのセリフ部分は無音のまま。でも、最後に全員で、レビュウショウでの決まりポーズをしてくれて。まさにそこで幕が下りていきました。感無量でした。





この後20分の休憩を挟んで第二幕なのですが、失礼ながら簡単に割愛します。

オーラに輝け!グレートファイブ(影山ヒロノブさん)
レッツ・ファイナルフュージョン!!(影山ヒロノブさん&遠藤正明さん)
勇者王誕生(遠藤正明さん)
よく先生の曲は難しいとサクラのみなさんからも聞きますが、公平先生が「難しかった?」と聞くので「難しかった!」と答えると、すっごく満足そうににやっと笑うそうで、「どS!」と言われた先生曰く「簡単にパラっと歌われちゃつまんない」とのことだそうです。
今日から明日へ(松澤由美さん)
明日の笑顔のために(松澤由美さん)
君がくれるパワー(福山芳樹さん)
キングゲイナーオーバー(福山芳樹さん)
公「丁度今五十肩で、モンキーダンスは丁度いい運動(笑)」
Gガン、サプライズでマスターアジアの最後のシーンを生オケBGMで生アフレコ!壮絶大迫力!そして絶叫直後に何事もなかったように歌う関さん。
勝利者達の挽歌(関智一さん)
幸せの色(石田燿子さん)
Open your mind〜小さな羽根ひろげて〜(石田燿子さん)

ココロネライブで必ず歌うという『つばさ』(サクラの。歌詞が少しアレンジしてあって、どんな時でも泣いちゃ駄目だよ、が悲しい時は泣いてもいいさ、になってる)を公平先生がソロで。ピアノ伴奏者登場。間奏で紹介「菅野よう子さんです」て場内騒然!オケのメンバーにも内緒だったサプライズだそうで、『つばさ』の間奏がふいにアクエリオンになり「一万年と2000年前から愛してる〜♪いい曲ですよね!」とワンフレーズ歌う公平先生。

最後はワンピコーナー。きただにひろしさんのウィーアー!に合わせて、田中真弓さん始めコスプレしたみなさんが客席通路から登場。矢尾さんなんと下はハート模様のパンツ!
真「30周年ってすごいですね。すごく長い時間ですよ。30年前何をしてたか言ってみよう」ということで。最初に真弓さんが「私はまだ生まれてなかった」と言ったらウソップの人がすごい勢いで跳び蹴りを^^。他にも、大谷育江さんが「私は30年前は180センチありました」とゆったらこんどは真弓さんがすごい速度で跳び蹴りを^^;;曲は他に『サウザンドサニー号の歌』『ビンクスの酒』『ファミリー』。笑ったのが、『ファミリー』を歌いながら、唐突に全員でゲキテイの振りで踊り出したこと。びっくりしました!

公「このコンサート最後の曲になってしまいました。(客席からええ〜〜〜の声)これ以上何を望むのよ!(笑)」と、ココロネのアルバムから『虹色』。公平先生の弾き語りにサクラチーム含め出演者総勢でコーラス。エンドレスなかんじのリフレインで圧巻でした。
公「アンコールで行ったり来たりとかないからね!もう疲れたから(笑)」とのことで終了。「奇跡のコンサートにすると言いましたが、みなさん、奇跡は起きましたか?」の言葉に場内からの熱い歓声が答えました。


いやもう、4時間公平先生づくしのそれはもう豪華なコンサートでした。聞く方もすごく体力と気合いを気持ちよく使いました。サクラ曲を生でまた聴けるなんて感涙でした! 音楽家としての公平先生のすごさを堪能しました。



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