行って来ましたダンディライブ1回目!抽選落ちて一般でのぞんだものの、最初の5分を「レシート用紙を交換してください」の表示でロスしてC席でしたが。でも通路入り口の柱とカフェ中央の柱の間の正面に陣取って、よく見えていい場所に立てました。でもやっぱ立ちんぼは腰に辛かった…;;ちなみに軽食メニューは木村屋のさくら入りあんパンでした。
3人でしゃべるから、なかなかメモが取りきれなかったので;;毎度うろ覚えですが覚えてるだけなんとか書いてみます。

開始10分前に、予告通り中越地震チャリティオークションのために3人登場!ありゃ私服じゃなくてみなさんいつものコスですよ!でも武田さんに握手してもらいました!わ〜い幸せ!みなさん気軽に握手しながら歩いて来てくださいました。

まずはダンディ団暖簾と八犬伝のTシャツ、3人のサイン入りで2500円からだったんですが。最初にゆっとくとなんかすごくささやかなオークションでした。値段を極力つり上げないようにしてました。「みなさんくれぐれも無理しないでくださいね」「帰れなくなったりしないように」「もうそのくらいにしましょうよ」とこの2500円もじゃんけんで5000円で決着。次が『ドッグオブベイ』のCDでボスのサイン入り。3000円が6000円で。最後が花組全員のサイン入り白のベンチコート。8500円を1万で。全員でボスとじゃんけんして最後に勝った人の名前を「ダンディ団で一番字がうまいアニキが書きます。他のオークションに出ないように(笑)」と手がふるえてると突っ込まれならら西ヤンがコートに書いてました。

「そろそろ時間となるので、始めさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします!」と全員がステージ奥に引っ込んでブザーが鳴って暗転。店長の挨拶で「…ふろく、西村陽一&…」の「ふろく」に客席から失笑が漏れてました^^。
やがてお馴染みのイントロとともに後ろ向きでボス登場。指を鳴らして、『ダンディ』をもうマイクいらずの大音声で!かっちょえ〜!もちろんばりばり踊りながら!
「ダンディ団の歌、テーマソングをお送りしました。やっぱこの曲から始めませんとね」と武田さん。「最初ははダンディ団じゃなくてダンディ商会ってゆってたんですよ。知ってますか?そのころはたくさん子分がいたんだけど、ダンディ団になったら3人になっちゃった」というので客席爆笑。「なんで?」「みんなついて来れなかったんじゃない?」「いろいろあったんだよ」「いろいろって何ですか?」「そりゃいろいろって言ったら…24色だろ!黒、青…」と始めたボスを無視して、西ヤンが「次の曲行きましょう!」
2曲目が『輝く銀座ストリート』出ました!客席も手拍子で沸きます。「たとえば、やぼったいおにいちゃん!」で西ヤンが武田さんを指さし、武田さんはあたふたと客席を探して、一人の女性に「たとえば、あかぬけたおねえちゃん!」と振ってました。間奏を飛ばして2番、「田舎のおじいちゃん」を西ヤンが、「親戚のおばあちゃん」を武田さんがそれぞれおじいちゃんおばあちゃんの物まねをしながら。「銀座の水を、お飲みなさい〜♪」のところでは武田さんがドリンク有りの客席に「ほら飲んで飲んで!」と声をかけてました。

「3人で初めて歌ったのがこの『輝く銀座ストリート』でしたね(ボス)」「僕たちは、銀座が根城ですから!(西)」「銀座と言えばモダン!モダンと言えばダンディ団!(武)」
このあとの前振りがよく覚えてないのですが、そこでラムネの話になって、「ラムネと言えばアイリスちゃん!ラムネの歌を西ヤンが歌います!」とここで『ラムネの歌』を西ヤン独唱。間奏で客席の女性に「ラムネって知ってます?おいしかった?え?微妙?…そうですか…」と声をかけてました。「おくちーのーなかに、こい、がーあーるー♪」の「こい」だけシブい声出したりしてました。
「しゅわ〜♪」と歌い終わった西ヤン、開口一番「はずかしー!とにかくはずかし〜!」と大騒ぎ。ボスが「緊張したでしょ。喉かわいたでしょ」とステージドリンクのボトルを渡して。「これって…日テレ。じゃなくて(笑)海神別荘の時だよね」とボス。鼻をすすって「いや花粉症がひどくてね。目がかゆくて…早く夏になって花粉が飛んでってくれないかな〜」てお大事に;;。
次が武田さんの独唱『赤ワニダンス』。いつもの服の上に赤ワニのかぶり物とコスで踊りながらで暑そう!マジで汗だく!歌い終わって「いや〜たのしいですね!」「ってぜえぜえ言ってんじゃん」と言われながら「あち〜あち〜チャックはずしてチャック。きつ〜これ!」とかぶりものを脱いだ下にはなんかおでこにバンドみたいなの巻いてたりしてホントに暑そうでした。「ボスの声高すぎですよ!(武)」「俺の声じゃない。この曲を作曲してくださった田中公平先生のキーが高いんだ(ボス)こんな詩でも素晴らしい曲にしてしまう公平先生はすごいなあ」と言う横で「公平先生が悪いんですか!?」「いやいや、詩が悪いんだ」「詩が」「しが…志賀直哉」「暗夜行路」とよくわかんない展開に。

気を取り直してボスが「このへんで趣向を変えまして、巴里花組の曲を歌います!」というので「知ってんですか!?」と武田さんが驚くそばから『192455631』のイントロが!ロベ曲ですか!うわ〜とみんな期待の注目!マイクを握ったボスは堂々と「いちきゅうご〜よんぜろにぜろはち〜」てそれって数字も合ってないんですが!「ストップ!」と止められて。「だってフランス語苦手なんで」とボス。「それって広井さんの誕生日でしょ」「違うでしょ!」て合ってない日本語の数字が広井さんの誕生日だったんですね。
ここで武田さん、「お口直しに、私が紅蘭さんの曲で『光武』行きます!」と張り切って歌い始めたら、ステージ周辺のあちこちにおいてある袋をとって「これがこんぶ〜♪出汁取る〜こんぶ〜♪」「これもこ〜んぶ〜♪しおから〜昆布〜♪」「これもこんぶ〜(とろろ)これもこんぶ〜(昆布茶)♪」最後に段ボールのプラカードを持って「わたしは〜こ〜ぶ〜ん〜!」と堂々と歌ってるところへボスのハリセン。笑った笑った!「何の歌なんだよ!都こんぶがないじゃないか!(ボス)」「そういう問題ですか!(武)」と言い合うふたりの横で西ヤンが「僕がきっちり決めます!」と挙手。「新しい所で、紅蘭さんの『我が名はジャベール』!」そして舞台暗転。大神くんとさくらくんの「パリ大学の落ちこぼれのこの俺に今夜…」「あの…私を抱いてください」てあの声だけが流れます。やがてピリピリと警笛が鳴って西ヤン登場。「法を破るものは全員、れんこ〜〜〜〜ん!」とレンコンを印籠のように突きだして、またボスのハリセン炸裂。ボスは静かに「ブルータス。おまえもか」。「紅蘭さんの曲を2回も続けて!」と言うボスに「今日は来てないから!」「いらしてるって!」「すいません!」てほんとにいらしてたようです!後ろ姿しか見れなかったけど。あと親方もいらしてました。
それはさておき、「私がまじめにやりますから!」とボスが謝って少年レッドのイントロ!ところが、出てきたボスは角帽に学ラン(しかも勲章やエンブレムのじゃらじゃらついた)を着て、「あ〜か〜い〜ゆう〜ひが〜校舎をそめ〜て〜♪」てこんどは逆にボスがハリセン。もう笑った笑った腰が抜けてしゃがんじゃいました。
「そんな曲誰も知らないって!」「知ってるとしたら広井さんや公平先生や…」「おまえ今誰かの名前を飲み込んだだろ」「そのへんみんな同級生なんだけどな」と会話しながらサブステージ前に来て、「“歌って踊れるダンディ団”なのに“手軽で便利なお笑いトリオ”になっちゃってるよな!」「去年の正月はよかったよね」「しぶくてダンディ団ぽかったんじゃないの?武田は馬鹿だし、俺はかわいかったし(西)」「どうせ俺は馬鹿ですよ!(武)それでね、ダンディ団の近況を曲にしたんですよ。聞きたい?聞きたい?…聞きたいっていいなさいよ!(笑)」とここでまたイントロ『私のお気に入り』。これがバッチリ替え歌で。「おれたちの〜好きなダンディ団、それは正月公演のおはな〜し〜♪」「組の未来を〜悩むダンディボス〜♪ひとの腕〜を〜へし折る暴れ者、ヤン太郎アニキ〜♪」ここで、ぐき!と効果音がして、ぶらんぶらんとボスの腕。「なんじゃあこりゃあ!(ボス)」「そしてベロムーチョふぐで死んだ〜〜♪」「死んでないでしょ!俺生きてるでしょ!」そしてもっかい「俺たちの、好きなダンディ団〜…」と戻って最後に「ダンディ団不滅〜〜〜♪」で終わり。
「や〜まともに決まった!」「解散しなくてよかったですね!」「思えば、あのバー白鳥の出来事が、全ての発端だったんだよな…」と西ヤン&武田さん。「ボスが、いいんだよ!とか言ってかっこつけて酒のんじゃうから!(武)」「かっこよかったよな。僕もボスみたいになってやるって思ったもんな(西)」「でもその後が大変だったんだよな!同業者から白い目で見られて…(武)」というあたりで『心は砂漠のように』のイントロが。メインステージにオンザロックのグラスを持ったボスの姿が。「酒飲み過ぎて〜♪(飲み過ぎ〜て〜(西&武)頭が痛い〜(痛いよ〜♪)花組の二人と、何話したか、おぼえてな〜い♪」「え〜!?(西&武)」もう爆笑。「こ〜の酒は〜なんだ〜(酒飲んで)僕は自分を見失っている〜〜♪」最後に「さらに胸焼けあふれる〜〜♪」と歌うボスの背中をさする西ヤンと武田さん。「そう…あのバーでの出来事は何も覚えていない……そんなわけねーよ!覚えてます!みなさんも飲み過ぎ食べ過ぎには気をつけましょう」「こんなんなっちゃいますからね!(武)」でこのネタは終わり。ところでバー白鳥はインケツの政が飲んでた店で、ボスが飲んでた店とは違うんじゃないですか?と思ったのは私だけでしょうか。

「次はぐっとムードを変えて、オトナのムードで行きましょう」と流れる『夜のサンバ』。唐突にサビの部分からダンディが「はじらいに、ふるえても、咲く花は愛の花よ〜♪」と歌い始めて、最後の「夜の、サンバ〜〜♪」で割烹着を着て人形を持った西ヤンが「産婆」で登場。人形が金髪だったので「お母さんは誰だ〜!」と引っ込むんですが、「金髪って言ったらマリアさん?(ボス)」「そんなこと言ったら撃ち殺されますよ(武)」と言うので個人的にツボで大笑い。そこで割烹着を脱いで涼しい顔をした西ヤンが戻ってきて「今の産婆さんアニキに似てたけど」「今そこで産婆さんとすれ違ったけどな」てネタが続きます。


「このへんで話題を変えまして、この夏ゲストとして戻ってくることが決まった、神崎すみれさんのことをお話ししましょう」とボス。「ふたりはジャックで同期だったんだよね。逸話の数々を是非」「言っちゃっていいんですか?」「いいよ」と言うのでまずは西ヤン「さくらさんがかっこよく敵をやっつけるシーンの稽古をしていて、すみれさんが『あ〜ら、さくらさすがさん』」ここで、『すみれチャチャチャ』の節で「すみれ、やっちゃった♪」とふたりで振り付きで歌うし。「みんなでお酒飲んでて、ふぐのヒレ酒を頼んだら、『あ〜らこのエイヒレおいしゅうございますわ〜〜〜』…すみれ、やっちゃった♪」。武田さんも「ある時アーモンドチョコをマネージャーさんに買って来てくれって頼んでたんですよ。注文通りにマネージャーさんが買ってくると、すみれさんはチョコだけ食べてアーモンドをむにゅっと口から出して、どうしたんですかって聞いたら『わたくし、アーモンドの香りがするチョコは好きですが、アーモンドは嫌いですわ〜』…てわがまま〜〜〜〜〜!」「すみれ、やっちゃった♪」
「きりがないのでこのへんで」とボス。「戻ってくることが決まったんですよね。新たなる『すみれやっちゃった♪』が出来ることでしょう!」「また披露してやるから楽しみにしてろよ!(武)」とネタはこのへんで終わり。

「次の曲は俺大好きな曲なんですよ」と武田さんがゆって『バスは行く行く夢乗せて』。間奏の時に客席に「ゴールデンウイークはどっかいらっしゃるんですか?」と声をかけてました。「春らしくていい曲ですよね。旅行に行きたくなるよね」という話になって「俺たちも越後湯沢でこのライブのために合宿をやってます」とボス。「今年も行きました。温泉に浸かって、朝飯食べて、スキーやって、酒飲んで、寝て…」「てどこでライブの練習してんですか!」「スキー合宿だし。まあ打ち合わせはしたよね」とボスと武田さんと話してたら西ヤンが「ご苦労様でした!」と離れて言うのに「先に帰っちゃうんだもんな」と武田さん。「足のケアをちょっと。おかげさまですっかり…(動かして)いてえよ!」て西ヤン足を怪我してたんですね。お大事に;;

「最後にボスに決めてもらいましょう!ある人からリクエストをいただいてるんですよ」とここで広井さんの声が流れます。「僕がまだサクラ大戦を作ろうなんて思ってなかったころ…ふらっと入った銀座の帝劇で見た舞台がミスサイゴン。幕開けの歌を歌っていたのが、園岡新太郎。あの歌をどうしてももう一度聞きたいと」てミスサイゴン。もうボスの本領発揮というかまたマイクいらずの全身スピーカーみたいな迫力で!全部の歌詞は拾えなかったのですが、

戦争は続く 胸に焼き付いた 置き去りにしてきた子どもたちの顔
名はブイ・ドイ 地獄で生まれたゴミクズ 
我々のすべての罪の証拠だ 忘れない 彼らはみんな我らの子

このへんで反則だったのは、やっぱこの衝撃的な歌詞と、モニタに小さな女の子の顔が映ったこともありますね。正直サクラのイベントでなんでミスサイゴン?て人も居たと思います(逆にサクラって何?て来てた人も多かったようで^^;;)。でも初めて聞いた曲で、私は鳥肌がざばざばと立ち、涙がこぼれ落ちました。ミスサイゴンが見たくなりました。こんだけ笑いころげた後に泣かされるとは思わなんだ!
そしてやっぱ最後の曲はゲキテイで!間奏のセリフが、「例え、花組さんのしわが増えても!(西)」「私たちは、一歩も退きません!それが!ダンディ団なのです!」でした^^。

「私たちは十分楽しませていただきましたが、みなさんはいかがでしたでしょうか。短い時間ではありますが、これからも花組さんを力の限り応援していきたいと思います」と挨拶して、「最後に、これがなければ終われませんね(笑)」と「全国のサクラファンのみなさんに、敬礼!」パーンとテープが飛ぶ音だけしてました。

いや〜もう笑って笑って最後に泣いて。至近距離で聞くボスの歌声はホントに全身にびりびり来るすごい迫力でした。西ヤン、武田さんもサービス満点の熱演でホントに楽しかったです!


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