行ってきましたカンナミニミニライブ第1回目!席はBの13でステージ1も2も等距離なものの、1はちょっと奥まってて見にくいかなと思ったら、隣の方が椅子をずらしてくださって見やすいようにしてくれました。ありがとうございました!
まず舞台が暗転して最初は灼熱ブギのイントロが。お店の後ろの方から田中さん登場!なんでもモニタには海とか映ってたそうですがすいません見ちゃいませんでした;;田中さんは白いTシャツに、ポケットのいっぱいついた真っ赤なオーバーオール。間奏の時に「みなさんこんにちわ。桐島カンナこと、浜田山の吉永小百合です。立ち見のみなさんすいません。でも私も立ってます!」とご挨拶。そして「どこから来たの?千葉?じゃあ千葉より遠くから来たぞって人は?大阪?富山?」と次々と声をかけてたら「ありゃもう2番始まってる!」と途中から歌い出したりして^^。そんで最後に「灼熱灼熱灼熱ブギウギ〜〜〜〜〜〜ワオ!…ゴホっゴホっ…」とわざと年寄り臭く咳き込んで。暗転した店内にアナウンスが。「桐島カンナと田中真弓の一番のギャップは、身長ではなく年齢です。桐島カンナは灼熱ブギと南風GOGOを続け様に10回歌っても屁のカッパですが、田中真弓は息も絶え絶え、酸素吸入が必要です。そこで、10分間の休憩をします。残り8分37秒です」爆笑しながら聞いてると、エプロンしながら田中さんが「トイレいっていいですよ。…冗談ですよ。半分ホントですけどね。カンナの歌は早くて大変」てもういちいち笑わせてくださいます。
ここで少しトーク。「カンナとの共通点はいろいろあります。カンナはないすばでぃで私はまったいらですけどね。あるにはあるんです。探しました。子供に人気があるんですね。何を隠そう尻隠そう、幼児教育に携わって20年。息子を持ってから、保育士さんに読み聞かせとか頼まれたりするようになって」と、ここで「田中真弓のエプロンシアター」で「おむすびころりん」。
エプロンにお話の舞台のアップリケがあって、そこに人形をはっつけたりしてお芝居をするのです。上に木立があって、畑があって、おじいさんの家があって、それぞれポケットになってたり、畑がぺらっと剥がれてねずみさんのおうちになったりします。「みなさんいい大人ですね。小さい大人はいるかな?私も小さい大人です(笑)。みなさん5〜6年生になってください。協力しろよ!」とスタート。田中さんはおじいさんの声、ナレーション、ねずみさんの声と使い分け、特におじいさんの声で「どれ、少し休憩するか。ばあさんがむすんでくれたむすびでも食べるかな」とか言うのはさすがでした。そんでねずみさんのおみやげに大きいつづらと小さいつづらのどっちを選んだかだったかな?客席の男性に「わかる人。そこのボク。眼鏡をかけた」と当てて聞いて。ちゃんと答えたので「分別のある大人ですね。6才くらいになると斬新な答をする子がいるんですよ;;」と言いつつポケットに手を入れて田中さんのサイン入りのカンナグッズをプレゼント!いいなあ〜〜!そしてつづらの中身を客席に聞くと、女性が「カンナグッズ!」と答えたので、「それはあなたがほしいものでしょ!」と突っ込んだり。「それじゃ話がどっかいっちゃうでしょ!はい、中身は誰かが好きな小銭じゃありません。小判です。ここで終われば平和なんですけどね。いるんですよ、となりのじじい」と悪いおじいさんの登場^^。つづらの大小どっちを選んだかで「両方!」と答えた人に「あなたは正真正銘の欲張りです!」とまた突っ込み。「大きいつづらの中身はなんでしょう、て聞くと『毛虫とかへびとか化け物が入ってるんだよ(子供の口まね)』とか答える子がいるんですけどそれは舌切り雀です!ここでおじいさんはねずみさんの嫌いな動物の真似をしてねずみさんを追っ払います。ネズミさんの苦手な動物は何かな〜?」客席が「ネコちゃん〜!」と答えると、「いるんですよ、ゾウ!とか答える子。そうするとみんなしてゾウ、ゾウ!って言うから、違うとは言えないじゃないですか!話変えましたよしょうがないから。ぱお〜ん!って」そして最後は真っ暗な穴の出口を探すうちに悪いおじいさんがもぐらになってしまうという落ちで、「なんでもぐらになるんですか!あるんですよちびくろサンボとかね。なんでバターになるんだ!子供を惑わすお話しです」とエプロンシアター終了。おむすびころりんにも悪いおじいさんが出なくてめでたしで終わる本もあったりいろいろという話で、「昔話もいろんな本を読み比べて見ると面白いですよ。太宰治のお伽草子とかね。清水義範の本で桃太郎が悪役な話とかね」と結んで。
ここでステージ1から2へ移動しつつ、「アタシがボケ老人なものですから、面倒をみてくれるしもべたちがいます。ここにいる若い男はみんなしもべです」とアシスタントの人達の話をして、今度は「手遊び」。「そろそろこんなはずじゃなかったと思ってる人!だいたいミニミニライブって不愉快ですよね。失礼だなって言ったら、誰のライブにもそう書いてあるって。私だけかと思いましたよ」と言いつつ、パーがたいやきくん、グーがたこやきくんでと説明しながら「どっちが好きですか?たこやきくんのほうが好きな人!たいやきくんのほうが好きな人!(たこやきの圧勝)…酒飲みが多いな!」と笑ったりして。この手遊びが「たいやきくんとたこやきくんが、かけっこしたら〜♪どっちがどっちがどっちがどっちがは〜やいかな♪」と歌いながらパーを上に、グーを下にを入れ替えてだんだんスピードがあがっていくというけっこうむつかしいもので!「ボケ対策にもなります!両方グーだとドラえもんになるぞ!」「できた人!…ホントかよ!」の突っ込みで終了^^。
「ライブって言うと歌歌うもんだよね。すいませんまだ歌いません。サクラ大戦歌謡ショウといえば、休憩ショータイムでジャグリングというのがありまして。広井さんが、西原久美ちゃんと陶山くんにやれっていって、私に手伝ってやってと言うので、欽ちゃんバンドみたいなことをやろうと東急ハンズに行ったんですよ。そしたらジャグリンググッズがあって、はまっちゃったんですね!特に陶山くん!それで若い女の子を騙してたらしいです。これは陶山くんには内緒だよ!」と笑わせつつここで借り物ジャグリング。客席から小銭入れとライターと携帯を借りて。携帯を貸した私の斜め前の男性はちゃんとやりやすいようにストラップ外して、「(たぶんサクラの携帯用)シールも貼ってます!」と差しだして。「携帯、ほんとにいいの?たぶん確実に落とします。壊れて困らない?」と田中さんは念を押しつつ、ちゃんとさっと別の携帯と入れ替えて「うまくいきましたら拍手ご喝采!」と重さも形も微妙に違う3つのグッズを見事にまわしてました!借り物提供なお客さんにはちゃんとサイン入りグッズをプレゼント。いいな〜!携帯を貸した男性には、わざとすり替えたほうの携帯を返したりしてました^^。
「そろそろ歌うか。ライブだしな」とステージ1に戻る田中さん。「カンナの歌っていうのはアップテンポで元気のいい歌ばっかなんですよ。何曲も続けて歌うのは大変。何しろ早いんですよ。好きなんですけどね。たまにはないものねだりでさみしげなバラードを歌いたいと思いまして、カンナの歌ではないけど…『イカルスの星』」てええっ!!??ちゃらららん、と始まってなんと田中さんのイカルスの星ですよ!貴重ですよ!素敵でしたよ!そんで間奏の間にステージ2に移動して。2番が始まって田中さんは確かにマイク持って口動いてるんだけど、…アレ?なんか声が変わってないか?とふと眼の隅のステージ1で動きが。なんと本物の伊倉一恵さんが登場!!マジで悲鳴を飲みましたよ!うあああ…。なんでも、この日は2回目、3回目と松野さんや西原さんとゲストが変わったそうで。うわあ1回目でよかった!!!!!神様ありがとう!!!そして田中さんもステージ1にもどって、さっと白い帽子を被って二人で「ラララ…」の部分を素晴らしいデュエット!カンナとレニのデュエット曲てないじゃないですか!これまた宝石のように貴重な一瞬でした!生きててよかった…。

「2番歌うのもひさしぶりですごくうれしいです」と伊倉さん。「真弓ちゃんとは相当長い付き合いですからね。魔神英雄伝ワタルていうのがあって。オレ様は、虎王だ!」「はっきしゆって、おもしろかっこいいぜ!」と田中さんも返す。「これも広井王子さんだったんですね」「知らなかったんですよ。金魚鉢の向こう側って見てないもんで」と田中さん。「でも、ダンジョンVて番組があって、ゲストで広井王子さんが来て、天外魔境2やってた時で、すごい人だよって教えてくれたんです。それで天外魔境をいただきまして。NECのPCデュオって古いですね。それについて語らなきゃならなかったんです」「ああ〜」と相づちを打つ伊倉さんに「ああ〜ってあんたもだよ!」と突っ込んで。
「そんなわけで、初めてやったのが天外魔境だったんです。息子がまだ小学1年生で、セーブてのができるらしいんだけどわからないんだよ!電源切っちゃうとまた最初からやりなおしで!毎日また頭からやり直して!きのうもっと進んでたよねとか。ある日すごく進んで、どうしても電源切りたくなくて、でも息子は明日学校だから寝かさなきゃで、電源いれっぱなしにしてたんですよ。そしたらそこで岸田今日子のイントロが聞こえて」というなんか涙な爆笑話。「去年プレステ2になったのをやってみたんだけど、むつかしいね!ちょっとみんなつめたい眼?こうすけがやってるのは面白いんだよ。人がやってるのを見てるのは。そんなわけで長いつきあいです」
「サクラでは真弓ちゃんのほうが先で。歌える人探してるっていうんで」「この押しの強さで、いますよいますよいい人いますよ!て広井さんに」「少年声で、ルネシマールみたいな人って」「わからんて!」「緑色の屋根ってタイトルの歌で。40以上の人じゃないとわからないですね」てわかりませんでした;;
田中さんが「サクラからもだいぶ長くなりましたね。今年はついに新西遊記!私、絶対にやりたかった役っていうのが孫悟空とアニーなんですよ。知ってます?アニー」とここで伊倉さんとアニーのテーマをワンフレーズ。「アニーって12才なんで、身長的にはOKなんですけどね。顔隠してオーディション受けようかと思いましたよ。田中真弓12才です。顔は受かったら見せます」と子供声で言うのでまた爆笑。
「50の孫悟空は大変ですけどね」という田中さんに「けんぶつですね!」「みものって読むんだよ!」とか言いつつ歌謡ショウの話。「キャスティングがすごいんですよ!さくらが猪八戒。ブタだよ?アイリスなんかカッパだよ!?レニ悪役だし。人の良さそうな紅蘭もいっしょに悪役!ふっちゃんそこに来てるけど(いらしてました!)…マリアは順当に悪い役だけどね」と言うのがナイス!マリア順当なのか!伊倉さんも「マリアと真弓ちゃんはわかるんだけどね。あとは意外なキャスティングで」と。
伊倉さんが「来週レコーディングなんですけど、金角と銀角の歌はすごいですよ!おどろきますよ!私はサビを聞いてまずびっくりした!そして笑った!笑って真っ先にふっちゃんに電話しました!ちょっとふっちゃんすごいのよ!って。こんなレコーディングは一生に一度だけだなって!すごく楽しみにしてるんです。がんばります」てうわ〜楽しみ!!!田中さんが「意外と悪役向いてるんじゃないの?悪い方が楽しい、ヤなヤツのほうが面白いってのはありますけどね。一生懸命がんばります。老骨に鞭打って」としゃべって唐突に「まいてくれだって。楽屋でしゃべればよかったねPCエンジンの話なんて(笑)。次回は岡本麻弥さん。みなさん是非お越し下さいませ。最後歌います。『島風』」てようやく(?)カンナの歌。もう骨身にびりびりくるような歌声でした!
「みなさん、長い時間ありがとうございました。夏の歌謡ショウでまた会いましょう。私も体調を整えて夏に備えます」と去って行かれました。
もうすごいトークの量で書きおこすのも大変ですよマジで;;!でもそれだけ爆笑盛りだくさんで楽しかったです!もうちょっとカンナ色が強くてもよかったかなとも思いましたが、なにげに時間オーバー分もお得でした^^;;。


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