WAVEMASTERHAPPIES Presents 園崎未恵の會Vol.1夜の部に行ってきました。
毎度抜けてるところやミスもあると思いますがご勘弁を;;


『Sphere』のイントロで登場した園崎さん。すいませんいきなり出だしで見とれてぼんやりしました;;一曲目は『LOVE GOES ON』で、園崎さんはリハから張り切りすぎて昼の部では「くたくたしてた」そうです。2曲目は『Zenith』ラテンバージョン。ギターソロがかっこよくて、終わって園崎さんは「かっこいい!ギター!」と拍手。昼の部と夜の部では曲の順番がだいぶ違ったそうで、「昼の雰囲気とは打って変わって…というかネタばらしだからやめよっ。夜だからにぎにぎしく始めよう。昼も来てくれた人!」と聞くとほとんどの人が挙手。「夜まで何してたの?」ご飯食べてた!の声に「このへんはご飯屋さんいっぱいあるから楽しめるよね。スタッフもみんなメガマックとかミスドの抹茶とか限定品買いに行ってたの。みんな限定づきやがって!(笑)そのおすそ分けにあずかってる私です」てそーいや待ってる間にミスタードーナツの袋を持ったスタッフさんが入って行くのを見ました。
「おかげさまでセカンドミニアルバムが発売されまして。去年はすごい年でした。ライブやるわ芝居やるわレビュウショウはあるわラジオの生放送はやるわ。ラジオではまったりもっさりとしたトークをしました(笑)。母が日記をつけてるんですが、1月4日の日記を見て、『あ〜…あんた去年の今頃は吹きっさらしの断崖絶壁で写真撮ってたのね〜』(笑)。今年はゆっくりまったりお正月をすごしたんですけどね。お節を食べ、お雑煮をたべ、…食べてばっかり(笑)。そんな寒いジャケットのタイトル曲になってます」と『Sphere』。その前に「撮影は楽しかったよ!?」とフォローしてました^^。
続けて『Storm』。「暑い?大丈夫?水分補給はちゃんとしてくださいね」と気遣ってくださる園崎さん。
「今日、天気になったの」と言うだけで場内には笑いが。「私ね、昔から、催し物とか遠足とかいつも雨なんですよ。去年も、やった晴れた!と思ったら、昼と夜の間にものすごい雨がふったんだよね(そうでした…;;)。ごめんねあれきっとあたしのせいだと思う(笑)。今日も、サイトの一言のところに、雨合羽持って来てね!って何度も書こうと思ったんだけど、天気予報を信じてよかった。夜降ったんだよね昨日。ちょっとひやっとしちゃってさ。きっとお客さんに強烈な晴れ女か晴れ男がいるんだと思う。…ひょっとしてバンド?(メンバーを見回して)あるいは前回来なかったお客さん?今日初めて来た人!(挙手する人数名)こんなライブでびっくりした?でれでれまったりトークが続きます。いやですっていっても続きます(笑)。」
 園崎さんは花粉症で大変だそうで、プロポリススプレーを貰って効いたので探したもののなかなか見つからなくて、ネットで探したりなんだりでようやく入手されたそうで、「おかげさまで楽屋でしゅこしゅこやってます。花粉症がひどい時には雨が降ったらいいと思います」と『Rain in silence』を歌って「雨女の歌じゃないんだけどさ」と笑う園崎さん。
「去年はほんとにびっくりする一年で、人が3年〜5年くらいかけてやることを一気にやってしまった気がして。10年前のイベントで、2月14日?13日?日付忘れちゃった。五反田のソフトガレージさんてとこでイベントやったことがあるんですよ…昼と同じ話をしてもいい?同じ顔がいぱい見えるんで気が引けるんですが(笑)。まるで初めて話をするように始めてみよう(笑)。私ピンク大っきらいだったの。この色が一番凶悪な色だと思ってたの。次に赤が嫌いで。いわゆる女の子の着る色。形に嵌ったことが嫌いだったの。そしたら、そのイベントで同じ出演者がみんなピンク着るの(笑)。『園崎さん、悪いんだけどさ〜、なんかピンク用意してくんない?』って言われて。ええ〜〜〜〜〜〜(笑)。それでモヘアのニットを買ったんですよ。どうせ一回こっきりしか着ないと思って。下が白のデニムのロングに、長袖タートルの毛足の長いニットで。それが好評だったんですよ。似合うって言われたと言ったら『だからお母さんが買ってきてあげたのにあんたはちっとも着ないから!』『すいませんでした〜』(笑)。それを機に着るようになりまして、今やピンクのダウン、携帯機種変したらピンクにしようかな、赤いコートも欲しいな……赤いコートをねだってるわけじゃないから!!(笑)今贈られても着られませんから。だから、人間変わるもんで、長く生きてるといろいろ変化があります。そんなわけで昔の曲を」と『Faces』。「この歌懐かしいと思ってるお客さんどのくらいいるんだろう。最近の人もいるよね?そんなわけで、エルフさんの作品の歌をよくやらせていただいてました」。
「今回は『Tales』レコ初(発?)なんだよ。みなさん忘れがちですが…て私が一番忘れがちなんですけど(笑)。バレンタインのバの字もありませんが、プレバレンタインてことで、私からのバレンタインプレゼントって事でフォトカードをプレゼントしてます(入り口でいただきました)。なんだかだんだんとりとめなくなってきたけど…いつものとおりか(笑)」てなんと園崎さんが『Tales』のCDをここで購入した人にはその場でサインをプレゼントくださるそうで!「『Tales』もってないって方も、『Tales』持ってるんだけどなーって方も保存用とか布教用とか(笑)。私もサンプルでもらったやつと、アマゾンで買ったやつと…これがポスターついてなかったの!だからください(笑)。うふふあははつかまえてごらんなさ〜いっていうカレンダーもついてます。我が社ではあれ好評なんだよ。よくネタにされる。私マジなんだけど。わりとメルヘンでしょ?と言っても『えーもう少しキャラ考えてくださいよ』ってうちの辛口マネージャーに言われるの(笑)。」
次の曲はグローランサー4から『約束』。「そんなわけで前半終了です。5分休憩しますので、お水を飲んだり息をしに行ったり(笑)してください。それではまた後ほど…」とここで一段落。


 後半は「言葉は言葉を繋ぐ。心は心を繋ぐ。永久に続く物語」と語り初めて『Tales』構成。衣装を変えて登場した園崎さんはまず朗読を始めます。この朗読が各曲の前に入るのですが、これがどうにもメモが間に合いませんでした;;断片だけでご勘弁を;;

「透きとおった銀の髪。何もかも見透かすような銀の瞳。(そのあとまるで昴さんのことをゆってるようなほくほく文だけど実は違うんですが;;)そんな君の姿は、時にはこのシティに吹く風。…ぼくのディソーダー」と『レダ』。
ディソーダーて何?なんか聞き覚えがあるんだけどと思って帰宅してから気づいたんですが、考えてみたら栗本薫の『レダ』(全3巻)て小説があるんですよね!!忘れてた!あれの歌だったのかとすべて納得。銀の髪銀の瞳。腕をすり抜けて消えるディソーダー。そうだったのか!(早く気づけ)。
「あなたは今何をしていますか?あなたは今どこにいますか?風が変わる夜、どんなに遠くにいても、あなたを思っています」と『Good Night』。「少女は恋に落ちた。明るい月に白い花が舞う夜、眩しい瞳を持った青年に、しなやかな指先とその声に。人間の青年に。どんなに思っても、願っても、氷姫の恋が叶うことはない」と次の曲は『氷姫』。
「砂漠に浮かぶ幻の城を知ってる?赤い満月の夜にさまよう旅人をいざなう。そこに迷い込んだら、二度と戻れない。欲望を満たす甘美な悦楽…」と『The Castle in the air』を悩ましく&すごい肺活量で歌って、次の曲は「少年は前に進む…さあ、内なる声に耳をすませ、自分の翼を思い出せ。いつか飛び立つことを忘れるな。少年よ、忘れるな。心に希望の羽を。唇には明日への歌を」と『like a little bird』。
「いつかみたあの風景を思い出して…その時の音、空気、光…ねえ、覚えてる?見つめ合って、小指を結んで…聞こえているメロディ。いつの日か、透明になってあなたと繋がる時が来る」と『Music Box』を歌ってここで再度メンバー紹介。「休日の真ん中に、お忙しい中ありがとうございました」と挨拶して、最後に「言葉は言葉を繋ぐ。心は心を繋ぐ。みんなに続く物語」と結んで園崎さん退場。
 そしてアンコールの嵐!けっこう長かったのは園崎さんが着替えてたからでしょうか。アンコール!それアンコール!と合いの手も入って、疲れてきた頃ようやく再登場。「合いの手でホイって言ってたの誰?超目立ってたよ!(笑)。一人は身内なんだよ」とマイクを握った園崎さん。「連休の真ん中の貴重な御時間を割いてくださってありがとうございました。お話ししたいことはたくさんあるんだけど、…だったら歌わないでトークライブやったらいいじゃん。やったらくる?(そりゃもう!イエ〜〜〜!!の嵐)じゃあ話題を溜めておきます」
「ようやく(アドレスを)そらで言えるようになったんで(笑)」とHP「ゆらゆら金魚」の紹介をして、「私のぬるーい日記が見られます。文字日記のほうは開けてみて自分でびっくり去年のまんまだったりするけど(笑)。書きたいことがいっぱいあって、ぜんぜん書けないの。あたし遅筆なんです。写真日記の方は最近おいしいもの日記って言われてる(笑)。自分の思い出し日記もかねてるから。私能トレやったら65歳だったよ!(笑)。予想よりも若かった。あたし70越えると思ってた。そしたら貸してくれた人が、これ65歳以上はないんだよって(笑)。なぐさめてんの?突き落としてんの?みんなやさしい人ばっかりです(笑)。そんなやさしいみなさんに歌いたいと思います。『ダブルスター』、聞いてください」とアンコール1曲目。
「歌を歌うといろんな事を思い出します。レコーディングの時の状態とか、自分の気持ちとか。私が人生で、声優生活の中で、2番目にきちんと録音した歌を(一番目は『トゥナイト』って『下級生』のイメージソングだそうです)歌います。園崎未恵の會Vol.1,期待するVol.2(笑)、締めにさせていただきたいと思います。…『Tales』の後だとわりとしっとりしちゃうよね。どうやってにぎやかにしようか困っちゃう(笑)…『幸せの花束』」と曲名をゆったところで、ここで事前にコーラスの人から説明があって打ち合わせしてあったとおりに「はっぴばーすでーつーゆー未恵さーん♪はっぴばーすでーつーゆー♪」と全員大合唱。サプライズにびっくり仰天の園崎さんの眼に涙。「やだあたしまた泣くー!あたし去年もここで泣いたの。またここで泣くんかいな。つい先日、2月7日に34歳になったんですよ。34歳がびーびー泣いてどうすんだ。当日も、普通に稽古して、お疲れさまでしたって帰ろうとしたら、みんながケーキ持ってきてくれたの。ただ残念だったのが、スタジオ内は飲食禁止なんで(笑)。私とおとんとおかんで3人でいただきました。もう一つ残念だったのが、書いてある名前が『そのざきすええ』になってたんですよ!頼んだ人はちゃんと『未』って書いたんだと思うのに。いつか誰かがやるだろうとは思ってたけど(笑)」とここでコーラスの女性が突然「そんな園崎さんといっしょに写真を撮りましょう!」とカメラを持ってくる。「ええー待ってあたし化粧直す!」と慌てる園崎さんは思わず譜面台を倒してました^^;;真ん中に集まった客席を背後に、園崎さんがポーズとってベースの人がステージ奥から撮影。「どうりでみんなこそこそしてると思った!もうどーしよあたし。人生34年生きて…」と話し始めて、マイクを持ってないことに気づいて慌てて受け取る園崎さん。「こんなことこんなとこで言うのもなんだけど、あたし、…あのね、わりと紆余曲折あったの!人生!わりとハッピーな誕生日ってあんまりなかったの。なんか絶対バチが当たる!」とここで園崎さんの携帯でもう一回写真を撮り直す。
「もーびっくりした!なんだっけ。最後の曲を歌わなきゃいけないよね。今年は、私事でいろいろあって、不幸がないだけまだましだったなとやさぐれぎみだったから。そりゃレコーディング中に泣くよ。昴の歌歌っちゃ泣き、氷姫歌っちゃ泣き。それがこんな幸せな誕生日を迎えるなんて。この調子でVol.2もがんばります!あたしはいいんだけどVol.2がトークイベントってのはレコード会社としてはどうかな。1,5くらいのをやろうか」ていいですね!「今年も泣かされると思わなかった。ちょっとくやしい!マジ泣きしちゃった!あーもう!そんなハピラキな私から、この曲をみなさんへ」と今度こそ「幸せの花束」。これが、「かかえきれないほどの、幸せの花束」て歌詞のところで園崎さんは感極まって声を詰まらせて泣いちゃって。これがもうマジでもらい泣きしました。
「園崎未恵、まだまだがんばりますから、遊びに来てくださいね!とりとめのないトークですが。うまくなろうと思ったこともあったんだけどね。なんかこれはこれでもういいかと。もうちょっとまとまるようにしたいと思います。うれしいけどちょっとくやしい!みんなをハッピーにしたいのに、私がハッピーにしてもらっちゃった!今日のことは多分一生忘れません!」と客席に向かって敬礼した園崎さんは、「写真は今日明日中にアップしますので!じゃあまたね!」といっぱい手を振って去っていかれました。 


 2時間まるまるのハードなライブを、変わらずすごい素晴らしい声と歌で感動させていただきました。最後の園崎さんの涙は本当に貴重でした!そしてトークの園崎さんはとっってもかわいらしかったです。


[Top]

inserted by FC2 system